周遊パスの地図記号ガイド

周遊パス(STAYNAVIバリュードライブ)のエリア地図に出てくる記号を整理しました。

まず、ここだけ押さえてください

このページでは地図の「×」やグレーの意味をひととおり解説していますが、その多くは「そもそも入口がない」といった道路の構造の話で、実際の運転で気にする必要はほとんどありません。

運転で気にしていただきたいのは、大きく次の3つです。①そのまま走り続けるとパスが適用されなくなる道路(「連続利用NG」。首都圏発着なら圏央道)。②乗り放題は「周遊エリア」の中だけで、発着エリアの往路・復路は各1回。③薄いグレー・濃いグレーの道は走れますが、パスの対象外で料金は別になります。①はICでいったん降りて入り直せばOKです。対象の道路はプランごとに違うので、詳しくは下の A-① と記号サマリーをご覧ください。

それ以外の記号の意味は、このページの下でひとつずつ解説しています。気になったときに読んでいただければ大丈夫です。

記号の解説サマリー

ここだけ注意

連続利用NG(ICでの乗り換えが必要)

そのまま走り続けるとパスが適用されなくなる道路があります(首都圏発着なら圏央道、中京圏発着なら伊勢湾岸道など)。その場合はICでいったん降りて、もう一度入り直す必要があります。対象はプランごとに異なるので、各プランの地図と注釈をご確認ください

乗り放題は「周遊エリア」の中だけ

発着エリアは目的地への通り道で、往路・復路は各1回きりです。途中で一般道に降りると、その先は通常料金になることがあります。

× は「通れない」

その道・その向きには進めない/乗り継げない。JCTやICの構造上のムリを表します。
※上の「連続利用NG」の両矢印の中央に付く×は別物で、そちらは"走れるけれど、そのままではパスの対象にならない"という意味です。

薄いグレーは「対象外の道」

一般道や無料区間のほか、首都高などパス対象外の高速も含みます。走れますが、パスの乗り放題には入りません。国道のように無料の道もあれば、首都高のように有料の道もあるので、走行前にご確認ください。

濃いグレーは「対象外の高速」

高速だけどこのパスの範囲外。走れますが、その区間は通常料金がかかります。

IC名の赤い横線は「利用に制限あり」

そのICは、このパスでは使えない/特定の方向にしか出入りできない、などの制限があります。内容はプランごとに違うので、各プランのページで対象IC・注意点をご確認ください(隣接するICからのご利用になる場合があります)。

茶色の破線は「まだ開通していない区間」

工事中などで、まだ通れない道です。走行ルートには使えません。

黒い枠線は「発着エリアの範囲」

出発・帰着に使う発着エリアのおおよその範囲を示す囲みです。枠の外へ出ると発着エリア外になります。

※すべてのパスの地図に、この記号がすべて記載されているわけではないため、各パスページの利用にあたっては、注釈や注意点をしっかり確認した上でご利用ください。

A. 発着エリアの地図に出てくる記号

「発着エリア」は、目的地(周遊エリア)へ行き来するための通り道です。ここは乗り放題ではなく、往路・復路の通過に使います。以下、①〜④のポイントを順に解説します。
※ 地図画像はタップ(クリック)で拡大できます。

発着エリア図

連続利用NGインターチェンジでの乗り換えが必要になるケース

× そのまま連続して走ると適用外 ICで降りて入り直せばOK

周遊パスには、「ここから先は、パスの対象として続けて走れません」という区切りがあります。これが「連続利用NG」です。その道路をそのまま走り続けてしまうとパスが適用されず、通常料金になりますいったんICで高速を降りて、もう一度入り直す——このひと手間を踏んで、はじめてパスの対象になります。

首都圏発着エリア図:圏央道からの連続利用NG(八王子西ICでの乗り直しが必要)の拡大図

首都圏発着のプランでは、圏央道がこれにあたります。圏央道をそのまま走り続けて八王子西ICから先へ進むと、パスが適用されません。八王子西ICでいったん降りて、もう一度入り直す必要があります。一方、首都高を経由して高井戸ICや東京ICを通り、中央道・東名へ——という走り方は、そのままで問題ありません。

中京圏発着エリア図:両矢印の中央に×が付いた記号は、発着エリア外との連続利用ができないことを示す

たとえば中京圏発着のプランでは、伊勢湾岸道などが該当します。地図では両矢印の中央に×が付いた記号両矢印の真ん中に「×」が付いた記号で示され、この記号がある場所では発着エリア外との連続利用はできません

ご利用になるプランのページで、地図と注釈を必ずご確認ください

発着エリア図

高井戸IC の上下の「×」一般道からは中央道に入れない

× 一般道→中央道は不可 首都高4号→中央道はOK

高井戸ICには、一般道(環八通り)から中央道(下り・八王子方向)へ入る"入口"がありません。だから上からも下からも「×」になっています。

一方、首都高4号新宿線からはそのまま中央道へ連続して走れます(=地図右の「連続利用OK」)。都心方面から来て高井戸を通過し、中央道へ——というルートなら問題ありません(首都高の料金は別途)。

高井戸IC の上下の「×」 の拡大図

※ 同じ図で「稲城」にも「×」が付いていますが、これは稲城ICに八王子方面への入口がなく「入れない」という意味なので、パスの利用時は気にしなくて問題ありません。

発着エリア図

伊勢原JCT の左右の「×」東名⇔新東名の一部は乗り継げない

× 特定方向の乗り継ぎは不可 それ以外の通行はOK

伊勢原JCTは、東名と新東名をつなぐJCTですが、すべての方向がつながった完全なJCTではありません。ランプ(接続路)が一部しかなく、次の乗り継ぎができません。

具体的には「東名 秦野中井方面 ⇔ 新東名 伊勢原大山方面」と「東名 厚木方面 ⇔ 新東名 厚木南方面」。左右の「×」がこの2方向にあたります。周遊エリア内を走る分には気にならないことが多く、ここで東名⇔新東名を乗り換えたいときだけ注意です。

伊勢原JCT の左右の「×」 の拡大図
発着エリア図

西湘〜新湘南バイパスの間のグレー間は無料の一般道でつながっている

パスの対象外区間

西湘バイパス(大磯側)と新湘南バイパス(茅ヶ崎側)は高速道路として直結しておらず、間が国道134号などの一般道でつながっています。この一般道はパスの対象外なので、色つきではなく薄いグレーで描かれています。

走ること自体は自由・無料なので、運転中は流れに任せて大丈夫です。ただし一度パスの対象高速から降りるため、西湘と新湘南は「ひと続きの乗り放題」ではなく別々の扱いになる、という点だけ覚えておくと安心です。

西湘〜新湘南バイパスの間のグレー の拡大図

B. 周遊エリアの地図に出てくる記号

「周遊エリア」は、目的地まわりの乗り放題ゾーン。この中は自由に乗り降りできますが、やはり「×」と「グレー」は出てきます。以下、①〜③のポイントを順に解説します。
※ 地図画像はタップ(クリック)で拡大できます。

周遊エリア図

御殿場JCT の左右の「×」ハーフJCTで乗り継ぎに制限がある

× 一部方向は乗り継ぎ不可 案内に沿えば通行OK

御殿場JCTは東名と新東名をつなぐ場所で、"ハーフJCT"の構造のため一部の向きは乗り継げません(左右の「×」)。新東名は、この先の新御殿場ICが終点です。

「静岡方面から新東名で来て東京方面へ抜けたい」ときは、御殿場JCTで東名(E1)に入り、案内どおり「左へ直進」します。ここで右へ分岐すると新御殿場ICの行き止まりに出てしまい、東名の東京方面へは戻れません。「E1 東名 左へ」の表示に従ってください。NEXCO中日本も走行注意ポイントとして案内している場所です。

御殿場JCT の左右の「×」 の拡大図
周遊エリア図

新御殿場まわりのグレー国道138号バイパス(無料区間)でつながっている

走れる(無料) 無料区間はパス対象外

新御殿場IC(新東名)から、東富士五湖道路(須走・山中湖)方面や御殿場市街方面へ向かう場合は、国道138号バイパスなどの無料区間を経由します。地図でグレーになっているのは、この無料区間です。

この区間は信号のない無料の自動車専用道路で、高速(有料)ではないためパスの対象外=グレー表示です。「中央道〜東富士五湖道路〜(無料区間)〜新東名」とはつながるけれど、途中に無料区間が挟まる、という意味です。下道に降りるわけではなく、流れに乗ってそのまま走れます(御殿場の市街地に近づくと、信号のある一般道になります)。

新御殿場まわりのグレー の拡大図
周遊エリア図

富沢〜六郷の間のグレー中部横断道の「無料区間」

走れる(もともと無料) パスの対象外

中部横断自動車道(E52)の富沢IC〜六郷IC間は、国土交通省が管理する"無料区間"です(身延・南部・下部温泉早川などを含む区間)。NEXCOの有料高速ではないため、パスの色(対象)ではなくグレーになっています。

周遊パスは「有料の高速料金」をおトクにする仕組みなので、もともと無料の区間は対象に入らないだけ。普通にそのまま走れます。

富沢〜六郷の間のグレー の拡大図
周遊パス一覧を見る

ご利用にあたって
このページは、周遊パス(NEXCO中日本ほか)のエリア図に出てくる記号を、ドライバー向けにかみくだいて整理した解説です。対象IC・連続利用の条件などは、プランや時期によって変わります。実際のご利用前には、必ず各プランのページNEXCO公式サイトの最新情報をご確認ください。最終的な正確な情報は各公式サイトの案内が優先されます。

参考・出典